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Thierry Dreyfus
ティエリー·ドレフュス

“照明は言葉を持たない。それは頭で話すものではない。純粋な感情である”.
Thierry Dreyfus.

最もとらえどころがなく、正当に評価されないことの多い要素の一つ“照明”に取り組む中で、Thierry Dreyfusはその無形の側面を多く探ってきていた。2005年に再び開かれたグランド・パレ(フランス文化省の委員会)の照明を担当したことで、彼は500,000人以上の訪問客を魅了させ、さらに一連の垂直光ビームを通して、ヴェルサイユ庭園の美しさを高めた。最近ではノートルダム・ド・パリを詩的に伝えることのみを目的に、(パリ市から許可を得て)その会場を真っ暗闇にした。全般的に見て過去30年間に、Thierry Dreyfusは絶え間ない創造的な方法で彫刻や描画を行い、印刷物やオブジェ、遠近画、 歴史的記念物に光を投影してきていた。

Thierry Dreyfusは、ニューヨークのインビジブル・ドッグ・アートセンターやロンドンのギャラリー展示会、パリ、そしてシンガポールで、つかみどころのないエキサイティングなマテリアル、“光”をテーマに、その真の性質を生かしたアートプロジェクトや設備設計を行っている。

2009年6月および翌2010年に ブラジルのデザインマイアミで公開された光の彫刻の展示およびオブジェクトは、FLOSの画期的な「ウォール・ラプチャー」照明システムの開発にもつながった。さらに、それらはThierryがホテル経営者や建築家とタッグを組んで活動するきっかけにもなった。ベオグラードの代表的なメトロポールホテル、フランス・サマリテーヌ百貨店の Peter Marino氏による改装ビジョン、ファッションブランド店舗のインテリア構想、イスタンブールの都市シンボルとしての照明システム、あるいは David Lynch氏の所有するパリのナイトクラブ「Silencio」はすべて、照明を使ったデザインの限界を押し広げるという意味でThierryの関心を惹くプロジェクトである。

1985年に劇場やオペラの屋内照明に関するさまざまな試みを始めた彼は、以来、アートディレクター、写真家、アーティストとして活動。彼はまた、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークで、ファッション界におけるもっとも独創的で印象深いデザインを複数手掛けてきた。Helmut Lang、Dior Homme、Calvin Klein、Comme des Garçons、Jil Sander などとの長期にわたるコラボレーションもその一部である。